平屋のデメリット

住宅Tips

さて、前回は平屋のメリットをお伝えしましたが、今回は逆にデメリットをお伝えしようと思います🙂

ざっと考えられるのは以下の3つです。

①広い土地が必要

②坪単価が高くなる

③プライバシーを保ちにくい

それでは一つずつ見ていきましょう!

①広い土地が必要

これは想像しやすいですよね。

同じ延床面積30坪の戸建てを建てるとして、平屋であれば30坪の土地が必要ですが、二階建てであれば最低15坪あれば総二階建ての戸建てを建てることができます。

30坪の平屋を建てるとなると、駐車場や外構まで考えると最低50~60坪は欲しいところです。

そのため都市部ではなかなか平屋を建てることが難しいです💦

ただ、地方では土地が安い、もしくは私のように土地を譲り受けることなど多いと思うのでそういった方にはぜひ平屋をお勧めします。

②坪単価が高くなる

これは正直デメリットとは言えないかもしれません。

まず、住宅でお金がかかるのは屋根部分や基礎部分です。

先ほどの建坪15坪の総二階の家と比べると建坪30坪の平屋は倍の屋根や基礎が必要になります。

そうなると確かに必然的に平屋のほうが坪単価が高くなってしまうのです。

ですが坪単価が高くなるからと言って建築費用が高くなるわけではありません。

どういう事かというと、二階建ては階段や廊下のスペースが必要になります。

また、多くの方は2階にもトイレを作ると思うのでそのスペースも必要になります。

30坪の平屋と全く同じ間取りを2階建てで実現しようとすると、廊下と階段で5畳、トイレで1畳の合わせて3坪といったところでしょうか。

つまり延べ床面積は33坪になってしまうのです。

施主にとって重要なのは坪単価よりも建築に必要な総費用です。

坪単価は高くなっても結局建築費用で見るとあまり変わらないということになるのです😲

③プライバシーを保ちにくい

居住空間が1階に限られるので、外からの視線の遮り方を工夫する必要があります。

ただ、安易に塀を作るなどは考え物です。

必要な費用が高くなりますし、防犯性も低くなります。

窓を高窓にするなど家のつくり自体を工夫しても良いと思います。

ちなみにわが家の基礎の立ち上がりは550mmとかなりの高基礎になるので良い具合に通行人からの視線を遮ることができています😊

まとめ

以上3つのデメリットをお伝えしましたが、明らかなデメリットは①広い土地が必要 くらいでしょうか?

広い土地が用意できる方にはデメリットをうまく解決し、ぜひ平屋を建ててほしいと思います。

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